【年月日】2004年1月25日(日)
【ポイント名】早川ビーチ
【天候】
【気温】9℃
【水温】 水面:15.1℃/水底:15.1℃
【透明度】たて 10m/よこ 8〜10m
【コンディション】透明度良好、凪
【コメント】
いよいよ水中も寒くなってきて、今回は1本でめげてしまった。これから日照時間が増え
れば春濁りが始まることを考えれば、もうちょっと頑張って2本目も・・・とは思ったのだ
けれど、前日に聴講に行った潜水医学講座小田原セミナーの内容も少しは頭に残って
いたので無理はやめておいた。
エントリー口のオヤビッチャは2個体に減ってしまった。また、ヒメジ類もほとんど居なく
なり、エントリー口の周辺にいるのはカミナリベラが多い。
漁礁は一面にカジメに覆われていて、探せば何か出てくるのだろけど、さすがに「カジメ
酔い」しそうなのであまり熱心には探さなかった。ただ、いつもこの時期になると出てくる、
体長25ミリくらいの透明なハゼのような魚数匹の群れが何組かいた。何とか撮りたい
のだが、小さくてピュンピュンした感じで動き回るので、いつもピントを合わせられない。
また、ムレハタタテダイが5個体固まって泳いでいた。「日本の海水魚」のコメントに
よると比較的低水温でも大丈夫のようだ。
沖の三角の接合部の隙間のなかに、よく分からない魚がいる。体の模様から、恐らく
カサゴの幼魚とは思うが、鰓蓋周辺が帯状に色が変わって見えたので水中では判別でき
なかった。 よくよく見ると寄生虫でも付いているのか。
バライロマツカサウミウシは大き目の個体がいなくなり、少し個体数が減ったように思わ
れる。まだ推測の範囲だが、寿命が1年程度で産卵が終わると姿を消すのかもしれない。
去年は個体数が減りだすのは、もうちょっと時期的に後だったと思うが、バラヒラベラが
姿を消したタイミングといい、今シーズンは少し早めのサイクルになっている種もあるよう
に思える。
あと手前の三角のクロイシモチは、去年の求愛シーズンが終わった頃から、徐々に
成長しながら、見るたび、いつもずっとそこに居る。