【年月日】2003年10月24日(金)
【ポイント名】早川ビーチ
【天候】
【気温】18℃
【水温】 水面:22.6℃/水底:22.0℃
【透明度】たて 4〜5m/よこ 2〜6m
【コンディション】ウネリ強

【コメント】
 午前中の1本目にはベニイザリウオが居るというので、漁礁へ向かってみたが見つけ
られずだった(目印は見つけたんだけど)。2本目はモチロンちゃんとゲット(^^) ただ、
このログを書いている際に気になったので日本産魚類検索で引いたり、今まで早川で
撮影してきた写真と照合した結果、イザリウオじゃないかなぁ・・・という判断に至った。
(2004.1.8追記。地球博の瀬能先生に伺いに行ったところ、外的なキーからは判別
 出来ないものの、岩の側面のホヤの脇に長期間動かない事からベニイザリウオとの
 コメントをいただきました。面目ない)


すぐ近くで今でなぜか撮影できなかったクツワハゼもゲット。さらに漁礁の右の沖側で
ヨコシマクロダイもゲット。

沖の三角のパイプの中にはテッポウエビ属の一種を見つけた。ウネリが強くて体を固定
できないので、パイプにつかまって撮影していたら、もう1個体に指を弾かれた!?
判別のために海の甲殻類を参考にしたが、写真では判断に迷ったのでフタミゾテッポウ
エビにはしないでおいた。

 バラヒラベラは現状、見える範囲では20cm強のオス1個体に対して、18cm前後のメス
4個体程度を確認できた。メスの腹部は一様に膨れており、オスはメスに腹鰭をたて
ながら向かって行き、メスと併泳しながら全身の鰭を全開にするので、産卵期ではないか
と思われる。オスの動作は恐らくアッピールであろうと思われるが、すぐにメスに振り
切られてしまい、オスも諦めるのが早いように感じる。

オスは4個体に振られると、漁港側へ泳ぎ去ってしまったが、しばらくするとまた戻ってきた。
ひょっとして、向こうにもう1グループがいるのだろうか?残念ながら潜水エリア外のため
確認には行けない。

実は先日、早川の個体と比較するために赤沢に潜りにいったが、オスがS字上に水面に
向かって泳ぐ動作を観察できたが、早川ではまだ確認できていない。

そういえば、テンスモドキも腹部が膨れている。でも、近くにオスらしき個体が見かけられ
ない。

外周ロープの脇の竹の漁礁に大量にいたクロイシモチは2個体になってしまった。その他
3cmくらいの小さな個体がガイドロープの結び目の下の何箇所かにかくれている。産卵期は
完全に終わったようだ。

アオリイカのサイズは現在30cmくらい。おおよそ20前後の群れだった。その他マップ上には
載せなかったが、手前の三角にはムレハタタテダイがまだ1個体がんばっている。とうとうこの
個体だけになってしまった。マハタは非常に用心深くてとうとう1枚もまともに写真へ写せな
かった。次回への課題かな