【年月日】2003年 9月12日(金)
【ポイント名】早川ビーチ
【天候】
【気温】31℃
【水温】 水面:24.3℃/水底:24.0℃
【透明度】たて 8m/よこ 4〜5m
【コンディション】ややウネリ
【コメント】
エントリー前にサービスで聞いた話から、もうちょっと濁っているかと思っていたが、
実際はそれほどでもなかった。シロチョウウグイスガイの付いていたテトラの上面に
ミヤコウミウシが2個体埋まるようについていたが、「もしや!?」と思い、エキジット
前にエントリー口前のテトラの表面を調べてみると1つのテトラに10個体近く付いて
いるのもある。また、テトラ裏の消波ブロックの表面のサキシマミノウミウシは数は減
ってきたように思えるもののまだたくさん付いていた。
今回は上記の消波ブロックとテトラの間が面白かった。トゲチョウチョウウオやミゾレ
チョウチョウウオ、カゴカキダイと被写体には困らない。ただし、ウネリからくる水流が
発生しているので、体を固定するのはちょっと大変だった。
また、クロイシモチの産卵も狙えるかと、カップリングしている2個体に注目して、30分
近くビデオ撮影しながら粘ってみたが、エア切れで玉砕。
バラヒラベラも個体数が増えている。12,3cmの個体が多数。オスは相変わらず、
特定のメスを追い回すように突進している・・・体色は変化させていないが、鰭を広げる
動作はしている。が、今回は砂底がウネリで30cmほど砂が巻き上がっていた状態
なのでか、バラヒラベラたちは底から2m以上の高さで上下する様に泳いでいた。
メスの個体間の距離も1mもなかったり、今までの観察から、メスがオスの縄張りに
浸入して摂餌したことに対するオスの威嚇行為だとすると、こんなに上の方で泳いで
いる状態でそんなことが有り得るのか?
ところで、早川のゴンズイは20cmクラスの大きさになっても、ゴンズイ玉の状態
を解除しない。たまに単独の個体も見かけるのだが。他のポイントではどうなのだろう?